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魅惑の輝き。憧れのゴールドカードを作る
入社したばかりのころ、夕飯をおごってくれた先輩が
会計の時に出すゴールドカードが輝いて見えた。
そのとき生まれて初めて見たけれど、
薄暗い店内でキラキラ光るゴールドカードは
社会人になりたての自分でもわかる大人のステータスだった。
あれから5年。
仕事も板についてきて、
慕ってくれる後輩もいる。
ゴールドカード持ちのあの憧れの先輩は2年前に独立したが、個人的に交流は続けていたので相談する。
「自分もそろそろゴールドカードにしようと思うんですけど、どこがいいですか?」
「おぉ、お前も偉くなったな~」等と茶化されたが、
手持ちのゴールドカード(なんと3枚も!)について教えてくれた。
それ以外はわからないとのことだが、そんなにわかれば十分だ。
でも、さすがゴールドカード。
敷居の高さは健在だ。
呆れられるほど悩んで結局、
一番年会費が安いゴールドカードに決めて別れる。
すると後日「先輩の紹介で」と、
ゴールドカードの会社から連絡が。
お礼の電話をかけると
「紹介の方が審査に通りやすいって聞いてさ」と一言。
“迷惑ならごめん”なんて、とんでもない!
感謝の言葉を伝えて電話を切り、すぐに申し込む。
1ヶ月後、例の店で先輩と再会。
お会計はもちろん、
自分のゴールドカードで。